最終話で、女子高生誘拐事件の真犯人が判明したオッドタクシー。
失踪中の女子高生(三矢ユキ)を殺害した犯人が、和田垣さくらと判明しましたが、個人的にいくつか疑問があったので、今回はその点についてついて考察していきます。
本当に単独犯なのか?
実際に絞殺したのは和田垣さくらで間違い無いのですが、以下の点が気になります。
・なぜ、三矢ユキが事務所にいることを知っていたのか
・なぜ、三矢ユキの後任として即採用されたのか
・なぜ、山本が現場にいたのか
なぜ、三矢ユキが事務所にいることを知っていたのか
事件当日、三谷を事務所に呼び出したのは二階堂ルイで、この事は二人しか知り得無い状況だったのは間違いないと思います。
それなのになぜ、三矢が事務所に到着したすぐ後に、和田垣はタクシーで到着することが出来たのでしょうか?
事件当日の慌てぶりからも、二階堂が呼び寄せたことは考えにくく、作中でも明確に示されていない部分です。
なぜ、三矢ユキの後任として即採用されたのか
これに関しては、作中で市村しほも疑問視していました。メンバー失踪後、即後任の採用、即デビューの流れは、流石に出来過ぎています。和田垣は選抜されなかった時、山本に直談判しに行ったと言っていましたが…
なぜ、山本が現場にいたのか
二階堂が遺体を発見した時、山本は悲鳴を聞き駆けつけました。
この点は最大の謎であり、リアル視聴の時も違和感を感じました。
犯行時は明らかに消灯後の事務所であり、通常であれば、山本も帰宅している時間だと思われます。さらに言えば、二階堂の心情的にも誰もいない事を前提に、三矢を深夜の事務所に呼び出している筈なので、ただ事務所に残っていただけの山本には気づいた筈です。(誰もいないか確認するはず)
そうなると、山本は事務所内で隠れていたor悲鳴の聞こえる範囲に忍んでいた事になります…
真の黒幕は山本!?
現場に即駆けつけた事、シナリオがあったかの様な後任の即時選出、これらは全て偶然なのでしょうか…
もし事件当日、三矢が事務所に行くことを山本に伝えていたとしたら…
これらは全て憶測に過ぎませんが、偶然では済まされ無い事実でもあると思います。そしてこれらの憶測を自分の中で確信に変えたのが「動機」の存在です。
山本が三矢を殺害したかった動機
作中、山本がもっとも拘っていたのは「ミステリーキッス」の成功です。
その成功には二階堂の存在が最重要だと考えていましたが、プロデューサーの「この子(三矢)をセンターに」の一声で、方針転換を迫られます。二階堂の活躍なしには、成功はないと考えていた山本にとって間違いなく三矢の存在は邪魔だった筈です。殺意まではなかったのでは?とも思いましたが、
実際、山本はグループの為に小戸川を殺害しかけています。
なぜ遺体を処理したのか
これについては、デビューの妨げになるからという理由でも納得は出来そうですが、身元が判別しずらいように顔を潰すようなシーンもあり、加えて、二階堂に手伝わせているのも不可解です。
これは明らかに「目撃者」である二階堂に、これ以上詮索させない意図があると思います。
和田垣と山本は共犯
上記の通り、山本には殺害の動機があり、和田垣にも同じことが言えます。
三矢の後任としての和田垣の加入スピードを考えても、この二人は選考後も繋がっており、共犯である可能性が高いと思います。
そう言えばYouTubeの公式チャンネルにある
この中の秘密にも気になるものがあったのですが、そちらについては別記事を是非ご覧ください!
いかがだったでしょうか?
個人的にはかなり良いところを突いていると思うのですが、読んで下さった皆様の意見も是非聞いてみたいです。
コメント解放しているので良ければコメント下さい。
コメント
今更ですが、全話見ました。
気になっていた箇所だったのですっきりしました。
ありがとうございました
あくまで私見ですが、読んで頂きありがとうございました。
確かに、山本が二階堂が殺害していないことをすぐ信じたことも腑に落ちました。
興味深い考察ありがとうございました!
真犯人を知っているからこそですよね。状況証拠的には普通信じませんし…