ホラー映画はめっぽう苦手な私ですが、妻に誘われ恐る恐る視聴したイット・フォローズ。専門用語や専門知識を使わない、素人による素人の為のレビューです。
- いつもと違うテイストのホラー映画が見たい！
- グロテスクな表現が少ない方がいい
| ストーリー 物語の面白さ | ★★★☆☆ | びっくりさせるだけのホラーとは一味違う！ |
| 演技・演出 俳優や映画の映え度 | ★★☆☆☆ | ホラーだからという要素を加味しても全体的に薄暗い印象。派手さは無かった。俳優さんの演技は自然でのめり込めた。 |
| 音楽 テーマ曲やBGM・効果音 | ★★☆☆☆ | 何も耳に残らなかった… |
| 後味 鑑賞後の気分（超主観） | ★☆☆☆☆ | これは個人的にホラーが苦手だから？ラストも不満。 |
| リピート度 また観たいか（超主観） | ★☆☆☆☆ | 確かに怖かった！で終わり。 |
| 総合評価 | ★★☆☆☆ | 怖い映画をサクッと見たい時に最適！今ならアマゾンプライムで無料視聴できます！ |
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あらすじ
とある女子大生（主人公）が、交際相手の男性とデートを重ね、初めての性交渉をする。余韻に浸る主人公を突然拉致した彼氏は、廃墟に彼女を連れていきこう伝える「それ」から逃げろ。
「それ」は性交渉によって人にうつすことができ、うつした相手が死ぬと自分に戻ってくる。うつされた人にしか見えず、その姿は知人や他人と様々に変化し、あるいて近付いて来て、捕まれば殺される存在。
彼氏の言葉通り、生活の中の様々なシーンで追われ続ける主人公。恐怖に耐えきれず、性交渉によって他人に「それ」をうつすも、直ぐに自分に戻ってくる「それ」。
恐怖と疲労で限界の中、友人達と「それ」に対峙することを決意し、幼い日の思い出の場所で「それ」を待ち構える。格闘の末、無事それを撃退したかと思えたのだが…
レビュー
恐怖のジェットコースター
恐怖の緩急が凄かった！
歩いて近づいてくるという特性上、急に驚かせてくる様な描写は少ないのですが、画面に「いるいる、あそこにいる！」と主人公目線の恐怖を体験できる作りになっていました。動きが遅い分逃げるのも難しい事ではなく、車で遠くに離れることが出来た時などは、これまた主人公の気持ちと同じように、胸を撫でおろすような安心感を感じることが出来ました。
この恐怖したりホッとしたりをテンポよく繰り返しながら物語が進むので、時間の経過を早く感じるとても見やすい映画だったと思います。（ホラーという事を除けば…）
最後の対峙する場面が微妙…
最終盤で主人公を助ける為、友人たちと「それ」をプールで感電死させようと考えます。その作戦がお粗末というか、展開もグダグダで最終的にはほぼまぐれな展開で事なきを得るのですが、突っ込み所満載で恐怖より笑いが勝ってしまいました。抜本的な解決にも至らず、ラストシーンが後味の悪いものになっているのも個人的には苦手です…（ホラーはこういうものなんですかね…）
ホラーが苦手過ぎて、否定的なレビューに寄ってしまいましたが、音やおばけのデザインで驚かすのではなく、話の設定で恐怖させる手法は面白いと思いました。こういうホラーなら見れそうだとも思ったので、お薦めのホラー映画などあればコメント頂けると嬉しいです。
観るとは約束できませんが…(笑)
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