【ONE PIECE】FILM RED【ワンピース】

4.0
ワンピース
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アンチワンピの妻さえ興味を示したFILM RED、夫婦そろって鑑賞してきたので早速レビューを。専門用語や専門知識を使わない、素人による素人の為のレビューです。

こんな人にオススメ
  • ワンピースが好きな人(当たり前か)
  • Adoさんのファン
  • ライブ、フェスが好きな人
  • 些細な設定も見逃したくない原作ファン
ストーリー
物語の面白さ
★★★★☆ 初期の予告の作りに騙されて様子見してましたが、まんまと騙されました。今までの劇場版とは一味違います!
演技・演出
俳優や映画の映え度
★★★☆☆ お馴染みベテラン俳優の方々は勿論、オリジナルキャラに関しても文句なしの演技。技名を控えた戦闘シーンも個人的にはGOOD!ただSEは…
音楽
テーマ曲やBGM・効果音
★★★★★ 挿入歌が非常に多い賛否分かれる構成。劇場でしか味わえない重低音が最高でした。
後味
鑑賞後の気分(超主観)
★★★☆☆ ラストシーンはやっぱり悲しい…ただエンドロールは素晴らしい!
リピート度
また観たいか(超主観)
★★★★☆ やっぱり劇場の音響あっての迫力なので、上映期間中にもう一度見たいという気持ちになります。
総合評価
★★★★☆ 原作派の老害ですが、しっかり楽しめました。劇場版で唯一、原作ファンにお薦めできる作品です。

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あらすじ

©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

世界中で愛される歌姫「ウタ」が初めてのライブを行うと聞き、開催地であるエレジアに向かった麦わらの一味。ライブで盛り上がる最中、ウタはルフィの幼馴染であり、赤髪のシャンクスの娘であると判明する。

シャンクスの娘だと知った会場に居合わせた海賊達は、ウタを狙うも彼女の不思議な能力に阻まれてしまう。その力は麦わらの一味にも牙をむき、やがて彼女の本当の目的が明かされていく…

レビュー

アニメとライブの融合

©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

前評判で聞いていた通り、冒頭からラストに至るまで多数の挿入歌があり、賛否分かれる構成になっていると思います。個人的には、確かに挿入歌が流れているシーンが多いとは思いましたが、全くネガティブな印象は受けませんでした。

映画館ならではの体の奥まで響き渡る重低音、その音響による臨場感でかなり高揚しました。楽曲のテイストも作曲者がバラバラで個性があり、各シーンにマッチした曲なので邪魔をする事なく映画全体を盛り上げる効果があったと思います。

因みに私は「Vaundy」さんのファンなので、「逆光」が一番のお気に入りです。未鑑賞の方はウタのイメージがガラリと変わる可能性も…

スタイリッシュな戦闘シーン

個人的に劇場版、アニメ版ワンピースの視聴に対して消極的な理由が戦闘シーンの表現方法にあります。ドラゴンボールの戦闘シーンのような超人的なSE、技を繰り出す度に大声で技名を言うなど、原作では気にならない所が映像になるとどうも気になてしまいます。

今作でも中盤の書庫のシーンでは、上記のような演出がみられましたが、終盤の戦闘シーンでは技名などは恐らく意図的にカットされていて、最後の畳みかけるような攻防もテンポよく進み非常に見やすく爽快でした。

やり過ぎない程度の原作ネタバレ

©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

今回ストーリーの根幹にシャンクスが絡んでいそうな事、タイトルがRED(赤)でロゴに三本傷が入る演出から、原作に関わる重大なネタバレがあるのではないかと予想されていました。しかし実際は、流石に原作勢にとって必須級のネタバレになる様な事はありませんでした。

ただこれだけ煽っておいて何もなかったかと言えばそうでもなく、一歩いや半歩位は鑑賞した方が考察が進む様な内容だったのも、観客を裏切らなかったという意味で好印象でした。

迷っている人は劇場で鑑賞できるうちに是非!

私が劇場へ足を運ぶかどうかで一番重要視しているのは「映画館で観る必要があるか」です。大迫力の画面、自宅では味わえない音響、臨場感、これ等が効果的に感じられそうな作品かを重要視しています。

今回はライブシーンがメインという事で、ワンピース映画で初めて劇場に足を運びましたが、結果は大満足。間違いなく劇場で見るべき映画だと思います。逆に映像配信を自宅で観る分にはその満足感は3割引き位になってしまいそうな印象まで受けました。

あえて時間をとって映像配信で見返すことはなさそうですが、劇場公開中にはもう一度足を運んでみたい!それくらい劇場映えする作品なので、観賞を迷っている方は劇場公開が終わってしまう前に是非!

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